「○○の秋」といえば、○を埋める言葉は何でしょう
電車から降りた後、少し涼しい風が金木犀の香りを運んできます。
“秋だなぁ!”と自然に口から出ちゃいました。
日が落ちる時間が徐々に早くなって、景色も徐々に秋らしく変化してきていますね。
今年の秋、どんな秋にしょうか。
「食欲の秋」ーーさまざまな食材が旬ですから、美味しいものを食べるのはもちろんです!
「読書の秋」ーー読みやすい季節です!
「収穫の秋」「睡眠の秋」「笑顔の秋」…
違う秋を期待しています。
◎観察の秋
気温が下がってくるため、道端に野生している猫じゃらしが茶色くなって枯れ始めます。前日、本名をネットで検索した、その名前が「エノコログサ」だと知りました。形が犬の尾に似ていることに由来していると言われています。「狗尾草」と書かれます。
また名前を知らない植物も、果実をつけ始めました。
ハナミズキやモッコク、エゴノキなど住宅街や街路樹などの身近な樹木にも沢山の実がなっており、それぞれ異なる姿形をしていて、近くで観察すると面白いものです。
秋になると生き物の様子が変わってますね。
「秋になると、蜻蛉も、ひ弱く、肉体は死んで、精神だけがふらふら飛んでいる様子を指して言っている言葉らしい。蜻蛉のからだが、秋の日ざしに、透きとおって見える。」太宰治はこう言います。
自然観察会に参加することも良い選択ですね。
私は「捨てられた海」を見に行こうを決めました。
海がにぎやかであるのは夏のイメージとみられます。確かに、秋の海を感じることは一度もないです。寒そうですね。景色はどうなるのか楽しみです。
◎アウトドアの秋
「秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛びいそぐさへあはれなり。まいて雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。日入りはてて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。」(清少納言 『枕草子』)
「はたいふべきにあらず」ーーそうですね、言うまでもないの美しさ、秋こそ味わえます。
バイク、自転車、ドライブ、山登り、ゴルフ…アウトドアでできることたくさんありますね。
一番おすすめのは秋キャンプです!
気に入ったキャンプ場で、テントを設営することで、自分の小さな世界の中に、好きなキャンプ飯を作り、景色を楽しみながらビールを飲んでいる、とても心地よい時間が過ごせます。一人でも家族みんなでも楽しめます。自然の中でストレスが軽減され、心も身体もリフレッシュします。
夕日も、星空も、一望に収めることができます。
夕方から夜にかけて、自然から体温が奪われるようなとき、火を焚き、炎を育てます。炎をただ見つめ、深い安心感へ包まれていきます。
寝るとき、生き物のうごめく音を聞けるかもしれませんね。
これが秋キャンプの幸せです。
もし今キャンプ場を探しているのであれば、「トワフォレ」(TwilightForest)というキャンプ場をおすすめします。トワフォレではENERNOVAのポータブル電源がレンタルできますので、電化製品の電力切れをご心配なく。(*≧∀≦*)
◎記録の秋
秋は過ごしやすい季節と感じられます。紅葉は秋の訪れを伝えています。今年の秋、どのように秋の事を記録しますか?
写真、ブログ、ビデオ、新しい料理レシピ、新たな変化。
「素晴らしい天候が続く、とりわけ美しい秋だった。空が抜けるように高く、絵画館前の銀杏並木がいつにもましてくっきりと黄金色に輝いていた。僕にとっては二十代最後の秋だった。」ーー村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』
君にとって、今年の秋は何の秋ですか。